
どこであいますか 1
2016.11.5~13 A&BHouse 6号室
「旗があるべき場所」
私達は二本の旗を拾った。
その旗を一本ずつ持って「11月5日0時に旗があるべき場所で会いましょう。」と約束をした。
旗はどこにあるべきであろう。
旗はどういうものだろう。
旗は24時間オープンかな
私達はどこで会えるだろうか。
果たして会えるだろうか。
We found and picked up two flags.
We took each flag one by one on November 5th at 12:00 am and replaced it to it’s original place to be seen again, and as promised.
Where should this flag be?
What is a Flag, by the way?
It is open for 24 hours to the public, maybe?
Where will we get to see each other?
Will we ever be able to meet agin?
!
狛江にあるドミトリーA&B Houseの 6号室で、私たちは24時間オープンし続ける展覧会「どこであいますか」を開催した。
展示会場である6号室は、常にドアが開かれ24時間いつでも作品を鑑賞することが可能である。また鑑賞者は、作品の一部であるベッドの上で眠ったり、机に置かれたチョコレートを食べたりして生活することができる。6号室以外の部屋は基本的に旅行者が泊まったりするなど、一般的なドミトリーとして使用された。
この作品はその展覧会に置ける第1期「旗があるべき場所」である。2本の旗を道で拾ったことをきっかけに「旗はどこにあるべきか。」「旗はどういうものであるか。」を考えるところから制作が始まった。作者の2人が「11月5日0時に旗があるべき場所で会いましょう。」と約束をし、拾った旗を1本ずつ持って、旗があるべき場所をそれぞれ目指した。それは、地図的な場所を目指す為の移動だけでなく、状況や感覚、条件といったものを求めるための行為でもあった。旗があるべき場所に行くまでに使ったものや必要としたものを空間に置いたインスタレーションである。
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